2019年 09月 29日
台風被害(備忘録)
台風の被害によって いろんな人からメールなどをいただきまして ご心配おかけしました。
あまり返事をしてこなかったのですが先ほど 光ケーブルもやっと開通して
ネット、テレビ、電話もつながりました。
備忘録としてブログを書いておこうかと思います。
台風が来る前はそんなに大きいという報道はなかったですよね。
その日は 久しぶりに海で遊んで クタクタになって帰ってきたのですが、
ラジオニュースでは 今回の台風は結構強いぞ!という報道になっていました。
現場の様子も心配だったので夕方ブラっと現場廻りをして 早めに就寝。
夜中の2時ごろに 自宅玄関の引き戸が 強風で家の中に飛ばされて
ガラスが飛び散っているという。
行ってみたが 風が強くて 危ないし 停電してるし
「今出来ること何にもないよね?」ということで 二度寝。
朝 5時ぐらいに 知り合いから「風で屋根がめくれたから 見に来てくれ」という電話で目覚める。
「早いなあ。」と思いつつ起きると 家の中の玄関周辺が ひどいことになっていました。
そして 庭先から作業場の方を見ると 作業場のやねが!
作業場にはお施主さんからの預かり物がたくさんあるので 雨の前に屋根をふさぎたい!
この日は作業場の屋根を解体しようとしましたが、 人力では不可能と判断し
翌日レッカーで屋根解体。
作業場の屋根が治った頃 暑さでみんなダウンしてしまいました。
台風の後フェーン現象で 連日35度くらいありましたからしょうがないですね。
ぼくは日陰から指示出ししていたので 大丈夫でした。
災害復旧に必要な物資が全然なくて ブルーシートもないので
森田さんと 土嚢袋つくりでもしておこうか。 ノルマ100個/人。
土嚢袋を作ったのは 24年前の阪神・淡路大震災以来で、
その時は主に瓦の下の土を入れていました。多分1000とか2000とか作ったと思います。
軽トラが動かなくなる寸前までギュッと積んで走ってました。
5日目くらいに 近所の建材店にブルーシートが入ったと連絡がきたので 瓦のずれた家を回る。
屋根のブルーシートも淡路で張りまくってきたので だいたいやり方はわかっっていました。
[caption id="attachment_3330" align="alignnone" width="599"] btrhdr[/caption]
停電がずっとつずいていましたが 水は出たので うちはそんなに大変ではなかったです。
毎日BBQで 子供も喜んでいましたし 冷蔵庫の中のものが4日目くらいまで大丈夫だったのです。
ぼくは暑いのに冷たい飲み物がなかったのが 辛かった。冷たいビールとか。甘えん坊ですね。
そんな時に 仕事仲間の 松延さんが 氷と焼酎をもって 駆けつけてくれた。
夜も飲んだくれて リフレッシュできました。
テレビで見た人も多いかと思いますが
館山の「海紅豆」という旅館の屋根が派手に飛ばされて 一躍有名になってしまいました。
海紅豆との付き合いは 17年前からで、「暇なときにリフォームしてくれ」と頼まれて、
2,3年に一回くらいの頻度でリフォームしてきたのです。
外部をリフォームするほどの予算はなかったのですが
今回けが人が出なくてほっとしています。